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箱根

箱根

都心から90分、火山が育んだ温泉と芦ノ湖の山岳リゾート

◎ 通年楽しめるが、11〜3月の平日は混雑を避けられて温泉がより快適。7〜8月の芦ノ湖畔は避暑地として人気だが週末は大涌谷や箱根神社周辺が大混雑。1〜2月は強羅・仙石原エリアで積雪の可能性があり、早雲山ロープウェイが運休することもあるため事前に公式サイトで運行状況を確認すること。

箱根は神奈川県西部に位置する火山性の山岳リゾートで、年間約2000万人が訪れる国内有数の温泉観光地です。標高1438mの神山を中心に17の温泉地が点在し、大涌谷では今も噴煙が上がる活火山の景観を間近に見られます。芦ノ湖は周囲約20kmのカルデラ湖で、晴天時は湖面に富士山が映り込みます。小田急ロマンスカーで新宿から箱根湯本まで最短73分、東京駅からは新幹線と箱根登山鉄道で約90分とアクセスが良く、1泊2日でも十分に温泉と自然を満喫できます。

気候と服装のアドバイス: 3〜5月は芦ノ湖畔の桜と新緑が見頃、仙石原のツツジ園は5月中旬が最盛期。気温10〜20℃で軽い羽織り物が必要。6〜7月は梅雨で霧が多く大涌谷の景観が見えにくい日も。8月は芦ノ湖畔で最高気温25℃前後と涼しいが、強羅・小涌谷は30℃を超える日もあり。9〜11月は紅葉シーズンで、仙石原のススキ草原は10月下旬〜11月上旬が見頃。12〜2月は箱根湯本で最低気温0℃前後、仙石原・強羅では-5℃まで下がり積雪日も年5〜10日程度。冬季の大涌谷や芦ノ湖周辺は風が強く体感温度が-10℃になることもあるため、防寒着と手袋は必携。

アクセス・現地の移動術

新宿駅から小田急ロマンスカーで箱根湯本駅まで最短73分、片道2330円。箱根フリーパス(新宿発2日間6100円・3日間6500円)を購入すれば、ロマンスカー特急券を除く箱根登山鉄道・箱根登山ケーブルカー・箱根ロープウェイ・箱根海賊船・箱根登山バス・小田急バスが乗り放題で、提携施設の入場料も割引になります。東京駅や品川駅からは東海道新幹線で小田原駅まで約35分(自由席3740円)、小田原駅から箱根登山鉄道で箱根湯本駅まで15分320円。箱根フリーパスは小田原発2日間5000円もあり。箱根エリア内は登山鉄道・ケーブルカー・ロープウェイ・海賊船を組み合わせて周遊するのが定番で、箱根湯本→強羅→早雲山→大涌谷→桃源台→箱根町港のゴールデンルートは所要約3時間。

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モデルコース

2泊3日モデルコース:1日目は新宿から箱根湯本へロマンスカーで到着後、箱根湯本で早めにチェックイン。徒歩圏内の早川沿い散策や湯本駅前の商店街で箱根寄木細工を見学。2日目午前は箱根登山鉄道で強羅へ40分、ケーブルカーで早雲山へ10分、ロープウェイで大涌谷へ8分。大涌谷で名物の黒たまご(5個500円)を購入し、噴煙地を30分ほど散策。ロープウェイで桃源台へ16分、箱根海賊船で箱根町港または元箱根港へ25〜40分。芦ノ湖畔の箱根神社を参拝後、元箱根エリアのホテルや旅館に宿泊。3日目は元箱根港から箱根登山バスで箱根ガラスの森美術館や星の王子さまミュージアムへ各15分、見学後に仙石原経由で箱根湯本へバスで約50分、帰路へ。

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必見のアクティビティ・体験

大涌谷の噴煙地散策は無料で、箱根ロープウェイ大涌谷駅から徒歩5分の観光エリアで黒たまごを購入できます。芦ノ湖では箱根海賊船が箱根町港・元箱根港・桃源台港を結び、片道1200円・往復2400円で所要25〜40分。SUP体験は元箱根のアウトドアショップ「HAKONE SUP」が1名9000円で2時間のツアーを開催、5〜10月限定で晴天時は富士山を見ながら湖上を漕げます。箱根クラフトハウスでは吹きガラス体験が3300円から、サンドブラスト体験が2200円から可能で所要60〜90分、当日予約も空きがあれば受付。仙石原の箱根湿生花園は入園900円で4〜11月開園、200種の湿原植物を観察できます。

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絶品グルメ

箱根湯本駅前の「はつ花 本店」は自家製そば粉100%の二八そば850円からが人気で、平日11時開店直後が比較的空いています。強羅駅近くの「田むら銀かつ亭」は豆腐カツ煮定食1600円が名物で、ランチ時は30分以上の待ち時間も。元箱根の「山薬」は自然薯料理専門店でとろろ御膳1980円、芦ノ湖を望むテラス席は予約推奨。仙石原の「箱根ブレッドアンドサーカス」はクラフトビール醸造所併設のベーカリーで、できたてパンとビールのペアリングランチが1500円程度。箱根強羅の「煮えたぎる大涌谷黒カレー」は大涌谷の火山灰を模した黒いルーが特徴で1200円、強羅駅から徒歩3分。甘味処なら宮ノ下の「渡邊ベーカリー」の温泉シチューパン380円が1日限定80個で14時頃完売。

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おすすめの温泉旅館・リゾートホテル

強羅エリアの「強羅花壇」は1泊2食付き1名6万円台からの高級旅館で、全室に温泉露天風呂が付き、懐石料理は個室食事処で提供されます。箱根湯本の「天成園」は1泊2食付き1名1.5万円前後とコスパが良く、屋上天空大露天風呂は日帰り入浴も可能で大人2500円。元箱根の「山のホテル」は芦ノ湖畔に立ち1泊朝食付き2万円台から、5月のツツジと富士山の景観が有名。仙石原の「箱根ハイランドホテル」は森に囲まれたリゾートホテルで1泊2食付き2.5万円前後、フレンチディナーが好評。カップル向けなら宮ノ下の「箱根吟遊」が全室露天風呂付きで1泊2食付き1名4万円台から、混雑を避けるなら平日の火〜木曜が狙い目。

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よくある質問(FAQ)

Q. 箱根フリーパスは当日でも購入できますか?購入場所と使い方の注意点を教えてください

A. 箱根フリーパスは新宿駅・小田原駅などの小田急線各駅窓口で当日購入可能です。ただしロマンスカーの座席指定券は別料金(片道1320円)で、繁忙期は満席になるため事前予約を推奨します。フリーパスは最初に改札を通した日から2日間または3日間有効で、箱根エリア内の指定交通機関が乗り放題ですが、ロマンスカーの特急料金・駐車場料金・一部の路線バスは別途支払いが必要です。箱根登山ケーブルカーは強羅〜早雲山間のみ、箱根ロープウェイは強風や火山活動で運休することがあり、その場合は代替バスが運行されます。大涌谷の火山ガス濃度が高い日は立ち入り規制がかかり、ロープウェイが姥子駅〜桃源台駅間のみの運行になる可能性もあるため、当日朝に箱根ナビの運行情報ページで確認することをおすすめします。

Q. 箱根で車を使わずに効率よく周る方法は?ロープウェイや海賊船の待ち時間が心配です

A. 箱根は登山鉄道・ケーブルカー・ロープウェイ・海賊船を乗り継ぐゴールデンルートが確立されており、車なしで主要スポットを周遊できます。待ち時間を減らすコツは、平日なら10時までに箱根湯本を出発し、強羅から早雲山経由で大涌谷へ午前中に到着すること。週末祝日は大涌谷のロープウェイ駅で30〜60分待ちになることもあるため、8時台の始発に近い時間に箱根湯本を出るか、逆ルート(桃源台から大涌谷へ上る)を選ぶと混雑を避けられます。箱根海賊船は1時間に1〜2本の運航で、満席時は次の便まで待つことになるため、箱根町港・元箱根港では出航20分前には乗船券売り場に並ぶと安心です。箱根登山バスは土日祝の芦ノ湖周辺で渋滞することがあり、箱根神社から強羅方面へ戻る際は予定より30分多く見ておくと余裕を持てます。

Q. 大涌谷は喘息や呼吸器疾患があっても行けますか?火山ガスの影響が心配です

A. 大涌谷では硫化水素を含む火山ガスが常時噴出しており、喘息・気管支疾患・心臓疾患・呼吸器系の持病がある方は立ち入りを控えるよう箱根町から公式に注意喚起されています。ロープウェイの大涌谷駅構内や遊歩道では卵の腐ったような臭いが強く、風向きによっては健康な方でも喉の痛みや咳が出ることがあります。大涌谷駅には滞在せず、ロープウェイで通過するだけなら影響は最小限ですが、窓を開けると車内にもガスが入るため注意が必要です。火山活動が活発化すると大涌谷駅自体が閉鎖され、ロープウェイは大涌谷を経由せず姥子駅〜桃源台駅間のみの運行になります。箱根ロープウェイ公式サイトでは当日の火山ガス濃度と運行状況を公開しているため、呼吸器に不安がある方は事前確認し、濃度が高い日は芦ノ湖や箱根神社など他のスポットを優先することをおすすめします。

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